「指の変形」富士見市鶴瀬のあさくら鍼灸接骨院
指の変形
「腰の骨が磨り減って変形してきた」
「膝の関節が変形して痛い」
こんな会話を皆さんも1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか
病気や怪我、または年齢に伴って色々な関節が徐々に変形を起こして
しまうのは残念ながら事実です。堅くて丈夫な骨とは言え、
長い間の摩擦や重力によって少しずつ、誰しもが変化を起こしてきます。
腰や膝の変形と同じように手の指にも変形が起こり、その種類も様々です。
中でも多いのが指の一番先にある関節が変形を起こす 【ヘバーデン結節】
というものです。多くは両手に発症し、関節が節の様に太くなり
赤く腫れ、強い痛みがある場合もありますが、変形だけのものもあります。
女性に多く(男性の10倍)、ほとんどが更年期以降に発生するものです。
「リウマチでは?」と心配になる方も多いようですが、
指の一番先にある関節の変形からリウマチが始まることは稀なため、
その心配はほとんどありません。
また、他の関節にまで広がって行くようなこともありません。
治療法としては、局所の安静、湿布やテーピング等が中心となります。
テーピングを関節にクルクルと巻いて関節の動きを抑え安静にし、
変形の予防も行います。
このヘバーデン結節は、何が原因で変形が始まるのか解明されていません。
しかしながら、個人差はありますが、痛みのあるものであっても
数年のうちに症状は落ち着きます。 その為、症状が落ち着くまでの間を
上手に生活することが大切になります。
日常生活やテーピングの巻き方についてはお気軽にご相談ください。
あさくら鍼灸接骨院